AVIREX

1975年、アメリカ空軍のコントラクターとして「アヴィレックス社」が発足されました。当時から、パイロットが着用する軍製品には詳細な規格が設けられており、皮をなめす方法からディテールライン、ラベルまで、細かい軍規定を満たすものだけが納品を許されていました。

品質については、戦闘機に与圧装置やヒーターがなかったこともあり、防寒性と機能性に厳しい条件が課せられていました。アヴィレックスはこれらをクリアし、パイロットたちの第二の皮膚とも例えられるウェアを次々と開発し、膨大な数の製品を納品してきました。

高度数千メートルの戦場を目指して飛び立った多くの若者たち。そして彼らとともに最前線の空を駆け抜け、彼らとともに戦いの日々を過ごしたフライトジャケットの伝説は現在も生き続けています。

アヴィレックスはフライトジャケットをより広く知ってもらうため、街着として展開しました。それは瞬く間に脚光を浴びるようになります。無駄のない機能的なデザイン、良質な素材、ノスタルジックな味わい。多くの人々がフライトジャケットに魅了されました。

アヴィレックス（空の王様）から生まれた社名は、大空に思いをはせた飛行家（アヴィエーター）を称えるものです。