主に山田錦を使用して製造される山口の旭酒造によって製造・販売されている日本酒銘柄
旭酒造では酒米の帝王と呼ばれる山田錦のみを使用し、日本酒の中で最高級に分類される純米大吟醸※のみを造っています。
※純米大吟醸とは米、米麹、水のみを原料とし、日本酒の元となる玄米を中心に向かって半分以上削り取ったお米を使って仕込んだお酒のことを指します。
旭酒造の代表作であり、「獺祭」のフラッグシップでもある「獺祭 純米大吟醸 磨き二割三分」。このお酒は玄米を23%まで磨くことからはじまります。玄米の状態を100%とすると、そこから23%のサイズになるまで約80時間をかけて丁寧に磨き上げています。
お米を磨きぬくことで、私どもが表現したいきれいな甘みや繊細な味わいが、余計なものに隠されることなく表現できます。
磨けば磨くほど、仕込みに必要な玄米の量は増え、手間もコストもかかりますが、その小さな一粒一粒に獺祭の美味しさが込められています。
人間の五感と経験を通して得る情報は機械ではまだその全てを把握しきれません。80点の酒は機械だけでつくれるかもしれません。しかし私たちは残りの20%にこそ本当に美味しいお酒を造る「人の手=手間」が必要だと考えています。
旭酒造ではより良いお酒を造ろうという強い意思を持った蔵人約170人が日々造りに取り組んでいます。
この人数は日本の酒蔵の中で最も多く、数ある日本酒の中で最も手間をかけて造られているお酒ともいえます。
そして同時に、人の手、手間だけでも良い、昔からの伝統的な造りであれば良いとも思っていません。人が手間をかけ、データも最先端の技術も使いこなし、伝統を超え進化していく事に私たちは取り組み続けています。
蔵人が心を込めて造り出したお酒はアメリカ、フランスなどをはじめとする世界約30カ国で親しまれています。蔵で造られる獺祭のうち半分は海外に輸出されています。真に美味しいお酒は国境も言語も文化も超えて人を笑顔にする力が有ると私たちは信じていますし、その美味しさの背景にある日本的な文化や想いを知って欲しいとも願っています。
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