1854年にコネチカット州で創業した「ウォーターベリークロックカンパニー」を前身とするアメリカの時計メーカー
1854年、アメリカ・コネチカット州ウォーターベリーに誕生した「ウォーターベリークロックカンパニー」の時計は、安価でありながら信頼性が高く、労働者階級のアメリカ人の手にも届くものでした。
1880年、ウォーターベリークロックカンパニーの姉妹会社「ウォーターベリーウォッチカンパニー」は世界初の安価な機械式ポケットウォッチを発表しました。このポケットウォッチは全米のみならず、ヨーロッパでもベストセラーになり、後にアフリカや日本でも見つかりました。時計業界で最も成功を収めた最初のマス・マーケッターは、ロバート・H・インガソルでした。彼は、たった1ドルのポケットウォッチ「ヤンキー」を発売し、20年間で4000万本を販売したのです。マーク・トゥエインから鉱山労働者、農夫から工員、オフィスワーカーまで、誰もが「ヤンキー」を持っていました。「ヤンキー」は、世界で最も売れた時計となり、「ドルを有名にした時計」とまで呼ばれました。
第一次世界大戦時、ウォーターベリークロックカンパニーは、「ヤンキー」の携帯性をさらに高めた軍用時計を製造するよう、米軍から要請を受けました。これにより登場した腕時計は、画期的な製品でした。戦後、民間人からも支持を集め、1920年代の大ヒット商品となりました。1933年、世界初の「ミッキーマウス・ウォッチ」が誕生しました。世界恐慌が暗い影を落としていたにもかかわらず、数年の間に200万本が子どもたちの手に届けられました。発売当時1,5ドルであったこの時計は、今ではコレクターズアイテムとしてプレミアがついています。また、腕時計に加え、懐中時計も発売されました。
1992年、タイメックス社は、世界初の文字盤全面発光機能「インディグロナイトライト」を搭載した時計を発売しました。現在、タイメックス社製の時計の75%以上が、「インディグロナイトライト」を搭載しています。
タイメックス社は、その技術的革新性とデザイン性により、時計ブランドのリーダーとしての地位を確固たるものにしています。時計の枠を超えた、ライフスタイルを快適にする数々の製品が、タイメックス社の成功を支えました。そして現在160年以上の歴史を持ち、世界80ヶ国以上で製造工場とオフィスを展開するタイメックス社は、これからも革新的でスタイリッシュ、タフでユニークな時計をリーズナブルな価格で提供し続けていきます。
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