MailchimpとKlaviyoは、どちらも企業(個人事業主含む)が顧客へターゲティングしたキャンペーンを送るためのマーケティングオートメーションツールだ。

両ツールの主な違いをご紹介していく。

特徴

  • Mailchimp: Eメールマーケティングオートメーション、ランディングページ、ポストカードなどの基本的な機能を提供している
  • Klaviyo: 高度なEメールマーケティングオートメーション、SMSマーケティング、高度なセグメンテーションとパーソナライゼーション機能も提供している

価格

  • Mailchimp: 機能制限のある無料プランと、月額8.61ドル(500ユーザーから)からの有料プランがある
  • Klaviyo: 月500通まで配信可能な無料プランと、月額20ドル(500ユーザーまで)からの有料プランがある

使い勝手

  • Mailchimp: ユーザーフレンドリーなインターフェースであり、ドラッグ&ドロップ式のEメール作成機能がある
  • Klaviyo: 条件分岐させた複数シナリオの構築など、使いこなすには時間がかかるが非常に高度な機能を備えている

統合性

  • Mailchimp: ShopifyMagentoWooCommerceなどのEコマースプラットフォームを含む、さまざまなサードパーティアプリやサービスと連携可能
  • Klaviyo: ShopifyやMagentoなどのEコマースプラットフォームと密に連携しており、顧客データへ簡単にアクセスできるため、よりパーソナライズされたマーケティングキャンペーンを実施できる
項目 Mailchimp Klaviyo
特徴 Eメールマーケティングオートメーション、ランディングページ、ポストカードなどの基本的な機能を提供している 高度なEメールマーケティングオートメーション、SMSマーケティング、高度なセグメンテーションとパーソナライゼーション機能も提供している
価格 機能制限のある無料プランと、月額8.61ドル(500ユーザーから)からの有料プランがある 月500通まで配信可能な無料プランと、月額20ドル(500ユーザーまで)からの有料プランがある
使い勝手 ユーザーフレンドリーなインターフェースであり、ドラッグ&ドロップ式のEメール作成機能がある 条件分岐させた複数シナリオの構築など、使いこなすには時間がかかるが非常に高度な機能を備えている
統合性 Shopify、Magento、WooCommerceなどのEコマースプラットフォームを含む、さまざまなサードパーティアプリやサービスと連携可能 ShopifyやMagentoなどのEコマースプラットフォームと密に連携しており、顧客データへ簡単にアクセスできるため、よりパーソナライズされたマーケティングキャンペーンを実施できる

MailchimpとKlaviyoのどちらを選ぶかは、月並みだがビジネスニーズとオペレーション能力によって決まる。

「基本的なメールマーケティングや自動化にはMailchimpが優位(十分)だろうが、高度なパーソナライゼーションやセグメンテーション機能を求めるビジネスにはKlaviyoが適している」と言えるのではないだろうか。

参考にしていただければ幸いである。