この度「EC運営の案内所」を公開したので、簡単に使い方の例を解説を行う。
気になるサイトのページへ行き、下へスクロールする。上部にサービスの基本情報、下部に使用しているテクノロジーツールという設計である。
例えば、スニーカーブランドのAllbirdsは以下のようになっている。


ShopifyでECサイトを構築、カスタマーサービスはGladlyを使用、Outbrainへ記事広告を出向し、パーソナライゼーションにDynamic Yieldを使用、クリエイター向けはGrinでメディア向けはImpactと分けてアフィリエイトマーケティングを行い、Branchで各チャネルの計測を行っている。
このような事をひと目で確認し、デジタルビジネスの運用状況における仮説を立てることができる。
また、例えばDynamic Yieldを利用しているEC一覧も確認し、どの程度の規模であれば効果が出そうかなど推測することも可能だ。
Dynamic Yieldのページを見てみると、BrooklinenやRhone Apparel、Loewe、Asicsなども使用していることが分かる。

基本情報からDynamic Yieldは顧客に合わせたパーソナライゼーションをマーケティング活動に活かすサービスと判断できるが、使用しているECサイトの傾向からデータ量や売上規模などを推測しエンタープライズ向けのサービスであることが伺える。
つまり、中小企業やスモールビジネスにおいては導入を検討する必要が無いツールと判断できるだろう。
このように、ツールを検討する際、何を、いくらで、どのように使用するかといったこともそうだが、他のサイトが何と組み合わせているかは契約する際の参考になるはずである(必要、不必要含め)。
作り始めて間もないため、ご要望等ありましたら気軽にご連絡いただければと思う。