YotpoはShopifyなどのEコマースプラットフォームと統合できる、カスタマーレビューを主としたマーケティングプラットフォームだ。Shopify公式が提供している無料のレビューアプリは素晴らしいツールだ。
しかし、Yotpoは特定のビジネスが投資する価値ある機能を有している。
この記事ではYotpoへ投資する価値があろうシナリオをいくつか紹介する。
- 受注量が多い:
大量の注文を受けるマーチャントは、Yotpoへ投資する価値があるかもしれない。プレミアムプランには、高度なレビュー依頼メール、カスタマイズ可能なレビューフォーム、他プロダクトからのレビューインポート機能などが含まれている。これらの機能によって、より多くのレビューを収集し、効果的に表示することが可能だ。 - UGC収集機能:
ソーシャルプルーフやカスタマーレビューに大きく依存するビジネスであれば、Yotpoは良い投資となるかもしれない。Yotpoのプレミアムプランにはソーシャルメディアとの統合機能があり、ソーシャルメディアへレビューを共有することでビジネスの露出拡大効果を期待できる。 - カスタマイズ性:
レビュー機能にカスタマイズ性を求める場合、Yotpoの方が良いだろう。Yotpoではレビュー表示のデザインを自由にカスタマイズでき、写真やビデオなどが付いた製品レビューといった、より多くのオプションを提供している。 - 高度なアナリティクス機能:
顧客からのフィードバックをより詳細に追跡・分析したい場合、Yotpoは良い投資となるかもしれない。Yotpoのプレミアムプランには、高度な分析とレポートツールが含まれており、レビューエンゲージメント、センチメント分析などの指標を追跡することが可能だ。
Shopifyにはカスタマーレビューの収集と表示という点で、Yotpoと同様の機能を提供するアプリが複数ある。以下はその例である。
- Loox:月額9.99ドルから
- Judge.me:無料プランあり(月額15ドルから)
- Okendo:月29ドルから
- Bazaarvoice:非公開
- [Yotpo:無料プランあり(月額15ドルから)]
上記のソリューションはレビューの収集と表示という点で非常に似ているが、それぞれ独自の機能や利点を提供しているため、Shopifyストアのレビューソリューションを選択する際には、明確にニーズを評価する必要がある。
ビジネス規模や性質、ソーシャルプルーフ、カスタマイズ要件、データトラッキング、拡張性、互換性などのニーズなどが挙げられる。
ExcelやGoogle Sheetで各項目の要件を定義し、複数のソリューションを並べて評価することで適切な投資判断ができるだろう。
一方、スポット型の売り切りでロングテールに販売するタイプではないビジネスは、そもそもレビュー機能を入れる意味が薄い。この場合、異なるマーケティングソリューションへ投資すべきである。